2010年9月29日水曜日

映画に行ってきました。

1泊2日のぺナポリスから帰ってきました。
今週は、先生の妹さんの家にお泊りしたのですが。

お昼ごはんの時、「filme」(映画)という単語が聞き取れて、思わず声に出したら。
「あ~、そういえば、映画やってるよ。ただ券があるよ。夜の授業が終わったら行こう!!」と。

話の展開が早い、速い。

ということで、ブラジルで初映画に行ってきました。
「Nosso Lar」というブラジルで作られた映画。死後の天国の世界のお話。
なので、ポル語のみ。

よく分からなかったけど、見ていて、心温まりましたほっとしました。
ポル語がもっと分かるようになったら、また見たいな!!って思います。

グァララペス、ぺナポリスに来て2ヶ月が経ちました。
自分の力の無さやいい加減さに、こんなんでいいのかな~って落ち込んだりします。

明日からはグァララペスで夜の授業(大人向け)が始まります。
子どもの頃日本語を聞いている方たちです。
何を、どう授業すればいいのか、「日本語を話せるようになりたい」という気持ちに答えられるのか。
きっと、いきあたりばったりになるんだろうな・・・(いつものことだけど)

けど。
映画を見て、いい気分転換ができました。
気を取り直して、また、前に進んでいきたいと思います。

2010年9月27日月曜日

雨が降りました!!

ついに、やっと雨が降りました。
3ヶ月ぶり。
土曜日からずっと雨です。今週、一週間は雨のようです。
時おり、雷も鳴り、停電もありますが、わりとすぐ、電気はつきます(よかった)

少し肌寒く、直した長袖を出しました。

雨が降って嬉しいんですが、洗濯物が乾かない。

私の家には洗濯機というものはありません(-_-)
手洗いで頑張ってます。脱水機もないので、せっせと絞っています。

雨の日は家で、のんびりと寝てたいです。
が。
明日からぺナポリスへ行ってきます。

2010年9月26日日曜日

学習発表会

学習発表会がありました。ノロエステ地区第2地区の発表会です。

子どもたちは本当によく頑張りました。
練習期間は約2週間。全員がそろって練習したのは1回のみ。
自分たちでアレンジを加えたりしながら、たくましく成長してくれました。

~グァララペス校の発表~

歌とダンス「嵐のOne LOVE」




 
紙芝居「ももたろう」



踊り「浜崎あゆみ・ソーラン節・パフューム」
 











~ぺナポリス校の発表~

歌と笛「ふるさと」





劇「大きなマンジョッカ」
(「大きなかぶ」をブラジルの食べ物マンジョッカに換えて)


















子どもたちの成長と頑張りに、明日からの授業を頑張ろう!!と勇気をもらったきがします。

2010年9月23日木曜日

サンパウロ州は広い!!~暑いし、寒いし~

私が住んでいるグァララペスはサンパウロ州にあります。
サンパウロ市から約500キロ。


一昨日、サンパウロ市周辺では“ひょう”が降ったそうです。
屋根や車のフロントガラスは穴があいたとか・・・。
そして、寒いらしい。


一方、グァララペスは。
30度を超える日が続いています。暑い暑い!!
季節では秋なのに。
そして、3ヶ月以上、雨が降っていません。
空気は乾燥しております。

12月はもっと暑くなる・・・。
耐えられるのか!?

そして。
ブラジルの家には網戸というのがありません。(ある家もありますが)
窓を開ければ、砂ぼこりが入ってくるし、夜は虫が・・・。
ということで、クーラーが大活躍です。


クーラーがあることに感謝☆

2010年9月20日月曜日

グァララペスの生徒たち

グァララペスにいるのに、グァララペスの子どもたちのことを一度も書いていない・・・
このあたりでご紹介。

現在、6歳から18歳くらいの子どもたちが10名ほどいます。
みんな、とってもとっても元気のある子どもたちです

レベルも、来る時間もばらばらですが。
(これについては別の機会に理由を紹介します)
何とか共通のことを見つけて取り組んでいます。

手遊び歌(アルプス一万尺、じゃんけんの歌)とか。

みんな意欲はすごくあり、早く日本語をしゃべれるようになりたい!!!と気持ちがメラメラと伝わってきます。
なので、「起きます、寝ます、食べます・・・」などの基本動詞を入れて、「毎朝何時に起きますか」「今日は何時に起きましたか」などなど会話を楽しんでいます

私が来たばっかりの頃は、書くことが中心だったので、助詞の違いの質問の荒らしが
「は」と「が」の違いはとか。
う~ん。
理論より(私は理論がよく分からない)、
会話を楽しんで、自然と理解したほうがいいのでは!と

子どもたちが少しずつ、日本語になじんで来ているのが、目に見えて嬉しいです☆
なんとか日本語で伝えようと必死です
この伝えようとする必死さが、本当のコミュニケーションだと私は思います。
ことばを話せるようになるのが一番ですが、ベラベラ話せたとしても、
「心」が伝わらないとね。
それに気付ける「人」に成長してもらえたら何よりです。

今は、26日(日)に行われる学習発表会に向けて一生懸命練習しています。

内容については後ほど。


2010年9月18日土曜日

カラオケ大会 ♪トロフィーもらったよ♪

カラオケは大人気です。
みんな、日本の歌を歌います。演歌を。すごく上手です。

グァララペスでは毎週月曜日の夜、会館で練習をしています。
カラオケは大嫌いな私ですが。
にぎやかそうだったので、一度顔を出したのが始まり・・・。

「何か歌いなさい!!」と。
歌える曲は。キロロしかない。リストを見ると、「Best Friend」が。
何度か練習しているうちに。

「今度、カラオケ大会があるから出るよね~?」
「えっ!?」

いつの間にか出ることに。
そして、司会もすることに


大会当日まで、毎日のように練習があり。
みんなドレスアップとかするらしい・・・と。

ブラジルのお母さんたちが張り切って。
ドレス、アクセサリー、靴などを用意してくれました。
まるで、お姫様になった気分☆☆



当日は周辺の地区から、160人の参加がありました。


カラオケは嫌いだけど、思いっきり歌うのは気持ちがいい!!

童謡、ちびっ子、新人、ベテラン、若者などのカテゴリーに分かれて。
更に、新人の中でもA~Cに分かれ。

私は新人Aに出場。2人だけの出場で。
1位になり。
トロフィーを頂きました。

2人しかいないけど、やっぱり1位になると嬉しい!!
しかも、大嫌いなカラオケで。

異国の地に来ると、日本では逃げていたことに挑戦してしまうのでびっくりです。

味をしめたのか、次は何を歌おうかただ今、考え中。
リクエスト、お薦めがあったら教えてください~

朝9時から19時まであり、片付けが終わったのは21時頃。
婦人会の方たちは、前日から炊き出し。(私も手伝いましたよ)
ごちそうをたくさん頂きました。


みなさん、歌うのすごく上手で聞き惚れてしまいます。
が、
歌詞の意味を分からずに歌っているらしい。
もったいない。

そんな方たちが日本語を習いたい、話せるようになりたいと。
現在、夜の授業開設に向けて準備中。
みんなの日本語を使って授業をしようと思っていますが、どうやって進めればいいのか悩み中。

2年後、日本語で会話したり、歌詞の意味を理解しようとしたり、カラオケの練習が日本語で行われていたらいいいな・・・なんて、妄想している私です。










2010年9月8日水曜日

パスポート~84年の歴史~

先日、あるお宅におじゃました時。

その方の「お母さん」が移住したときの“パスポート”を見せてくださいました。

今から84年前のものです。



濃い緑色のパスポート。
本籍、身長、特徴などが書いてあります。
手の指紋もとってあります。


出国、入国日のスタンプが押してあり、60日に及ぶ航海です。



見せて頂いたとき、鳥肌がたちました。
一家の宝物であり、ブラジルに日本人がいる、日本がある証です。



何よりも貴重なものを見せて頂いたことに感謝です。



1908年にブラジル移住が始まってから100年が経ちました。
孫の世代になり、家庭で日本語を話す機会が少なくなってきているようです。



私がここに来てから、「もっと日本語を話したい、勉強したい」とおっしゃる50代以上の方がたくさんいます。もちろん、若い人、子どももいます。

100年経てば、時代が変わり、昔のようにいかなくなっているもの現実の一つです。



そんな中、私ができることは何だろう?この時代にここに来た意味は何だろう?と考えます。




100周年の時の、日本とブラジルの国旗をモチーフにしたバッジ

2010年9月7日火曜日

ブラジルの私のお母さんたち

グァララペスには私の第2のお母さんと呼べる人たちがたくさんいます。

みんな、私の母と同じくらいの年齢と聞いて、「じゃあ、ブラジルのお母さんね!」と。

本当に優しくて、親切です。(母強し!!!)

「家に一人は寂しいでしょ」「一人で食べるご飯はおいしくないよ」といつもご飯に誘ってくれます。
金・土・日はどこかのお宅へ出かけて、昼ご飯や夜ご飯をごちそうになっています。

みんなで、ワイワイおしゃべりしながら、笑いながら食べるご飯は最高においしいです。

おかけで、太りました・・・(やせるよりはいいですね)

グァララペスに来て、1ヶ月が過ぎました。

もう、半年ぐらいいる気がします。(笑)

この地が私にはぴったり合ってます。

いい人たちに出逢えて、私は幸せものです。

2010年9月3日金曜日

家族みたい!

9月から、ぺナポリスで夜の授業を始めました。
今までは、火曜日と木曜日にぺナポリスまで通っていました。
片道2時間半、往復5時間を週に2回通うのはさすがにきつく・・・。

ぺナポリスの会長さんが、泊めてくださいました。
ありがたいことです。

昼ご飯、夜ご飯、朝ご飯とお世話になっています。
ここはあなたの家だからね!!遠慮せずに、自由にしてね!!」と会長さんご夫婦。

お言葉どおり、我が家のように過ごしました。

授業をすると、やっぱり疲れてしまいます。
ベッドでゆっくりしていると、誰かが、何かをしている音がします。(ご飯を作ったり、片付けたり、話し声だったり。)
その音が心地いいこと

今まで、日本にいる時は、うるさい!としか思っていなかったけど。

家族のありがたさを感じます。

異国の地に来て、家族のように接してもらえることに、本当に感謝です。