2011年9月23日金曜日

気持ちを切り替えて。

いろいろごちゃごちゃと考えてもんもんとしている日々です。
ブログを読んでくださっている皆さんにも、ご心配をおかけしています。
応援のメッセージや温かいお心遣いありがとうございます。
皆さんに守られて、元気ですよ!風邪も治りました。

苦しいのは私だけじゃない。家族、友だち、世界中の人がいろなことを考え、ぶつかりながらも、よりよい明日を探し求めながら、生きています。

考えてもどうしようもないこともあるし。
ごちゃごちゃと、ネガティブに考えるのは私らしくナイ!

やっぱり、私は、前向きに、スパスパと、ざっくりかな(!?)切りながら生きてるのがMilenaらしいってことで、気持ちを切り替えることに。

出逢った生徒と「ワハハ」って笑ってるほうが、何百倍もハッピーになれそうだし。


で、早速、

前から、お話があった日本の高校生との文通&交流の話をグァララペスの生徒にすると、目がキラキラと。
年代も同じくらいだし。何より、日本のドラマ、アニメ、歌が大大大好きな子たち。
日本語はまだ初級の初級だけど、英語でもOKなので、プロフィール作りに取り組みました。












普段は日本語を勉強することでいっぱいいっぱい。
なかなか話をすることができませんが、この日は、将来の夢や好きなこと、日本の学校のことで話が盛り上がり。
日本語、英語、ポル語混じりの会話ですが、一番楽しかったのは、何を隠そう私です。

(いつも、現地の先生が一緒にいるので、遠慮をして、私も生徒もあまり話しませんが、この日は違いました。みんなよくしゃべるしゃべる!)

生徒と話をしながら、1年前に比べたら日本語力ついたな~って思います。
そして、英語って大事だな~って。(かなり忘れている自分が寂しい。。。)


この交流がいい機会になれば!って思います。

私も中学校のときに、アメリカの生徒と数回文通をして、「どんな人かな?何を考えてるのかな?いつか外国に行きたい!」とワクワクしたのを覚えています。
それが今の自分につながっています。
そんな機会を与えてくれた先生にとっても感謝しています。


この子達にとっても、日本の高校生にとっても、何らかのいいきっかけになればいいです。

今後の様子はまたブログでご紹介します。

お楽しみに♪

2011年9月18日日曜日

発表会

アラサツーバ日本語普及センターの20周年のお祝いと発表会がありました。
前半は今まで貢献された方の祝辞や表彰が1時間半。











後半は生徒の発表でした。

ペナポリス 笛の演奏
「十人のインディアン、
ゆかいな牧場、
おばけなんてないさ」

ペナポリス ダンス
「マルマルモリモリ」




グァララペス 
ピアニカ かえるの歌
歌 むすんでひらいて
 
グァララペス
朗読 おむすびころりん



 その他、アラサツーバ校の発表もありました。

最後は参加校全員、赤いはっぴを着て、竹のばちを持って、「世界中花音頭」のおどり。

 


なんとか無事に終わり、発表した生徒たちは満足げ!
ブラジルの学校では、発表会といっても、あまりきちんとしたり、全員で何かを作り上げたりってことをしないような気がします。
生徒にとって、いい機会になったようです。


ちなみに、この記念式典&発表が決まったのは2週間前。
グァララペスもペナポリスも毎年この時期に、第2地区の学習発表会があるので、8月から練習していたからよかったようなものの・・・。
最後の踊りは、1、2回練習しただけ・・・。

そして、いつものように、直前まで、発表に出るの、出ないの・・・。

こちらは、生徒にとって少しでもいい動機づけになればと、いろいろ考えて、練って、かなり前から準備しているけど。。。

そして、当日になって、来ない生徒も。
練習したのにね。


もう、毎度のことだし、私のいる日本語学校はこんなものか~って分かってきたので、それ以上のことをすることも、望むこともできません。

それに、来年の今頃はもうこの行事に関わることもできないので。


そんな中、JICAボランティアとしての立場や自分のいる存在意義を見い出しながら、格闘している日々です。

2011年9月16日金曜日

家庭で

6歳の女の子が見せてくれました。
何だと思います?











「はし」は箸でも、子どもがお箸を使えるようになるために工夫されている箸です!
こうやって使う、練習するそうです。











「サンパウロでお母さんが買ってきたよ~。2歳の弟も練習してるよ~」って言ってました。

右の女の子です。
















そして思います。

日本語教育が大事なんじゃないと。日本語学校が大事なんじゃない・・・。
(そりゃ、日本語を話して、読んで・・・ってできれば一番いいですけど。やる気、継続性、必要性がないとなかなかです。)


こうやって、家庭で日本のことを伝えていくことこそが、大事だと。

ちなみに、この子は5世になります。

日本語学校は、そういう意味で、一つのきっかけ、突破口にはなります。

けど、やっぱり、家庭だな。

家庭でどう伝えていくか、伝わっていくか、が一番大切なんじゃないかと思います。



たとえ、日本語を話せなくてもね。

2011年9月12日月曜日

癒されるもの

やっぱり日本人です。
癒されるものと言えば「お茶」です。
ブラジルでも手に入りますよ~










日系人のおかげですね!

“茶くればばあ”の私にはありがたいです(笑)


最近はハーブティーにもはまっており。お気に入りはこちら!










Doces Sonhos 甘い夢?
いい夢が見られますように~、とか、よく寝れますように~とかかな!?
カモミール、ミントなどなどが入っています。
ほっとします♪


そして。ちょっと体調がよくないときには。内臓が弱っているときにはこちら。











匂いはが気にはなりますが、それだけの効果があります。飲むとすっきりします。


毎日の生活の中で、自分なりの楽しみを見つけるのも大切ですね!

2011年9月11日日曜日

大人のクラス&お茶の飲み方

最近、大人の会話クラスは、なんだか寂しいものに。

大人の会話クラスは、2・3世の50代以上の方たちが、聞くのは分かるけど、話せないから話せるようになりたい、どうやって話したらいいか分からないから~と始まったクラス。
グァララペス、ペナポリス、それぞれ1クラスずつあります。


授業の流れは。
①野菜、果物、身の回りにあるものなどを絵カードを見て言う
②文型を一つ決め、絵を見せながら、生徒から引き出す
  (文型は「みんなの日本語」の順で必要なのを抜粋。絵は、「絵で導入・絵で練習」などから)
③文型を言う練習(「絵で導入」の絵を見ながら)
④みん日のCを使って、会話練習
こんな感じです。1時間弱です。

予習も宿題もありません。
一つのクラスは、平仮名は覚えず、ローマ字での板書です。

じゃあ、なぜ寂しくなったとかというと。
1)難しいし、なかなか話せるようにならない・・・(家で復習すればいいんでしょうけどね・・・)
2)上達しない・・・(語学ってすぐには成果がでないんですよね・・・)
3)使う場がない・・・(私の任地はどこにいてもポル語。生徒さんどうしでもポル語で話せばいいですしね)
4)授業があるのを忘れる・・・(日常生活にそこまで必要性がないんですね・・・)
4)ちょっとした人間関係・・・(ここで生きていくためには、それもありますね・・・)

といった感じです。

それでも、来る人もいます。一人、二人・・・
でも、やっぱり、人がたくさんいた方が盛り上がります。笑いも起きます。


ということで、お茶の飲み方(茶道)でもしたら、気持ちも切り替わっていい感じになるのでは?と。
(抹茶、茶筅、茶杓は日本から持参。茶碗はこちらのうどんを食べるときのものを使用)

結果は?

グァララペス:2名参加(1人は現地教師)

ペナポリス:生徒は3名参加。1人は特別参加。

難しいものですね。
張り切ってみたものの。

それでも参加した方たちは、礼儀作法を知るのはいいことだ!と。

日本語学校の活性化や生徒増加にはつながりません。
(それには、組織的な動きや想いがないと難しいと)

それでも、勉強したい人を大切にすれば、それでいいのではと。

自問自答の日々です。

ちなみに、大人の会話のクラスのようなポル語のクラスがあったら参加したい!って思います。(笑)



 

2011年9月9日金曜日

ふんばるべき?

人生っておもしろいもので、一度、自分の中で割り切ったこと(問題)や解決したはずのことが、ひょんなことからまた顔を出してくることがよくあります。

1年が過ぎ、この地で自分の役割、自分にできることをそれなりに見い出して、楽しんでいこうって思ったのに。
だって、どうしようもできないことを、ごちゃごちゃ考えるより、「ワハハ!」って笑えるなら、笑った方が楽しいし、いい風が舞い込んできそうだから。


でも、やっぱり、ちゃんと向き合わないといけないのかな~って状況に。
再び。
割り切ったのではなく、逃げていただけなのか・・・って。。。

けど、たいていの場合、そういうことって、自分の力じゃどうにもならないことばかり。
例を出せば、政治、経済、年金、教育とか・・・。
組織的なことだからね~

だから、気持ちを切り替えたり、目線を変えたりしてきたのにね~


しかも2年の任期で、外からひょっこりと現れた青年に・・・。



桜の花のようにふんばるべきなのか?

私のいるところでは、暑すぎて桜は育ちません。
この桜、今年、偶然にも、1つだけ花を咲かせました。








時の流れに身をまかせ~か?


考えすぎ病か?



とりあえず、風邪なので、ゆっくり休みます。

2011年9月8日木曜日

学校訪問 ピラールド・スルー

サンパウロからバスで3時間の所にあるピラールド・スルーという街に行ってきました。
人口2万7千人ほどの街です。
戦後移住地です。

会館の入り口
学校
学校の様子を2日間見ましたが、日本の小学校のような感じでした。懐かしい~

私が行ったときは、9月10日に敬老会をするということで、敬老会の発表の練習が行われていました。

ピラールの子どもたち、純粋で素朴な子たちばかり。


小さい子達は土遊び大好き!
先生のお手伝いもします

そして、何より日本語を聞くこと、話すこと、読むこと、書くこと、どれも素晴らしい!

文協の集まりでも、日本語を話す人たちばかりでした。
移住が新しいから・・・と言えば、そうかもしれませんが、決してそうではありません。

先生(日本人教師4名・現地教師2名)、親、文協(日本人会)の学校担当者が一生懸命だからです。

イキイキと輝いている生徒、学校を見て、新鮮な気持ちになり、せっかくの機会だからと思い、先生方や文協の学校担当者の方とたくさん話をしました。

みなさん、考えがしっかりしています。
文協の学校担当者のお話。

ここまで、学校が盛り上がるのに10年かかったと。
先生がいなくて、もう、学校をたたもうと思ったことも。

でも、日本語学校でしか学べないことがある!。だから、日本語学校が大切だと!
自分たちの孫、そのまた孫にも、非日系の人にもそれを学ばせたいと。

誰かに、どこかの機関にどっぷりと頼るのではなく、自分たちの足で、しっかり歩いていこうという意志があります。

そのために、全面的に先生方をバックアップしています。

そして、先生方もそれに答えるように、一生懸命です。


10年ほど勤めている日本人教師と現地教師が変わらずいることも大きいです。

これまで来た、日本からの先生たちも、それを後押しするように、たくさんのものを残しています。

だから、教材、カリキュラムもしっかりしています。
「子どもを育てる」ことに関しても温かい&熱い思いがあります。

確かに、先生の給料は安いです。
でも、そもそも、先生の仕事はボランティア精神がないと、つとまりません。
(人を育てることに、見返りや、誰かに認められたいとかがあっては、人は育ちません)
その気持ちが100%ありました。

そして、一丸となってます。

ピラールに行って思いました。
先生、文協、親の三つが一体となって初めて日本語学校が成り立つのだと!


日本から来た私にできることもあります。私にしかできないこと、私だからできることもあります。

でも、どんなに頑張ってもできないことってあります。そっちの方が多いです。
(気持ちを切り替えて、活動しています・・・)

組織的なこと。
継続性のあること。
学校を盛り上げ続けること。

これらは私にはできません。


ボランティアって何だろう?私の存在って?って思うことが多かったですが、少しからまった糸がほぐれたかな!?



最後に、久しぶりに鹿児島弁を使いました。




真ん中:鹿児島出身の1世の方。 
左:かごんま出身の友人(現在ピラールで先生として活躍中)








2011年9月7日水曜日

苺&花祭り

サンパウロから車で1時間くらいの場所にアチバイアという街があります。
ここで、9月に苺&花祭りが開催されています。

行ってきました!!
会場には鳥居が。(写真が消えてしまって・・・)


  これ、全部花でできてるんですよ。!
 

よく見ると、菊の花です。 













そして、これは。苺で作られていま~す!












会場には苺だけでなく琵琶も。

 

いちご大福もありました。

とってもおいしかった☆

まさか、ブラジルに来て、おいしい苺、琵琶、苺大福を食べれるとは思いませんでした。

それも、日系人が苦労を重ねて、努力を積み重ねてきたからです。