2010年12月2日木曜日

嬉しかったこと その2

ぺナポリスの子どもクラス。
ブラジルの学校は夏休み入っている学校もあったりで、最終日は3人しかいませんでした。
寂しいな~って思いましたが、仕方がない。
来ている生徒を大事にしなければ。

気を取り直して。
「十二支の由来」を見ました。
子どもの反応はいいですね!!!
楽しそうに見ていました。

そのうち一人の男の子(17歳)は、今日は授業できないなって思ったのか、帰る準備をして、
「先生、帰ります。」と。
「は~い。」と私。
勉強は自主性だし、この子は一人でもよく頑張るので、いいかなって思い、「は~い。」の返事。

あとで、ふり返って気付いたのが。
この子、帰るときに、「帰ります」って言った!!!
今までの彼なら、「先生・・・」と、・・・はジェスチャーだった。

お~、成長しているじゃないか!!!

この子の家庭では、おばあちゃんが日本語を話すため、リスニング力はものすごくあります。
私の言いたいことを、みんなに伝えてくれます。
ただ、なかなか、文字と結びつかない。
また、日本語を話すと、助詞が抜ける。

どうしたらいいかなって、思っていたけど。
ちゃんと身についているではないか!!!

しかも「ます形」。
(あくまでも「ます形」にこだわる私)

小さな喜びかもしれないけれど、大きな感動でした。


そして、もう一人。女の子(12歳)。
この子は、これまでかなり日本語を勉強していましたが、
書くことばっかりで話すことはほとんどできませんでした。
おまけに、恥ずかしがりやなので、消えるような小さな声。

人も少ないので、これまでの習った表現を使って、会話をしました。
ちゃんと答えられます。きれいな日本語で。

しりとりをしてみました。
これが、続くんですね!!!語彙力もあります。

人見知りなところはどうにもなりませんが、日本語を通して、自信をつけてくれたらって思います。

心が温まるぺナポリスでした。

嬉しかったこと その1

今週で日本語学校は終わり、夏休みに入ります。
ぺナポリスは、昨日で終わりでした。

怒涛のように過ぎ去った4ヶ月。
私は何をしたのかな・・・?

ぺナポリスでは全面的に授業をまかせてもらってます。
生徒さんの日本語力がどのくらいつくかは、私のやり方次第。
もちろん、生徒のやる気もありますが。
それを引き出すのも教師の仕事。

最後の授業では。
大人のクラスは。
日本の大晦日、お正月について少し話をしました。
年越しそば、お雑煮、門松、しめ縄。
それらの意味をインターネットで調べて、自分自身も「へぇ~」でした。
いかに、日本のことを知らないか。

ちなみに、ブラジルでも、お雑煮を食べるそうです。

それから、大人のクラスも、子どものクラスも「十二支の由来」について映像を見ました。
日本語のいい勉強だけでなく、ちゃんと意味があるんだな~って、私自身の再発見でした。

そんなしていると。
大人のクラスに非日系の方がいます。70歳に近い方です。奥様は日系人です。
この方、たびたび私のブログに登場していますが。
とっても、楽しい方です。
非日系って言いますが、心は日本人そのもの。いえいえ、日本人より日本人です!!!
日本語はゼロからのスタートでした。
この4ヶ月きつかっただろうなって思います。平仮名を覚えることからですから。

その方が今までのノートをめくって、
「やすみます」と言いました。
ちょっと、詰め込んでの授業だったからきつかったんでしょう。
とっても嬉しく、感動しました。

語学を勉強し始めて、成果が出るのは3ヶ月後とよく言われます。(多分)
ちょうど、この時期です。
進めることに迷いもありました。「ます形」から授業をするのに戸惑いもありました。

でも、悩みながらも、やってきたよかったなって、勇気をもらいました。

大人の方たち。
ぺナポリスも50代以上の方たちです。
人生、死ぬまで勉強っていいますが、それでもすごいなって思います。

先週は、私がサンパウロに行ってたために授業はありませんでした。
「みなさん日本語を勉強しましたか?」
と、ややいじわるな質問。
「う~ん。ちょっと・・・」との返事。

確かに、みなさん、少し勉強した、というより、日本語に触れたっていう感じがしました。
私が普通に話す日本語も分かってきました。
もともとモチベーションの高い方たちです。

会話をするってことは、自分自身をさらけ出さないといけないところがあります。
もちろん、うそや冗談もありですが、クラスの雰囲気によります。
この4ヶ月で雰囲気がとってもよくなりました。

2月からは「て形」からの授業になります。
どんな進め方がいいのか、今だに分かりません。
きっと、試行錯誤は今後もずっと続くでしょう。
逃げ出したい、さぼりたいこともあるでしょう。(笑)

それでもいいか!って思います。

授業って、生徒と教師が、共に、一つのものを、作品を作り上げていくような ものなのかな。

SPでの一週間

みなさま。

 更新がかなり滞っておりました。気付けば2週間放置。
 私は元気にやっております。

グァララペスには本格的な夏がやって来ました。
あつい、あつい。あつい。
一日に何回、着替えることか!
最高気温。知ると熱さが倍増しそうなので、知らないです。
夜はエアコンがフル回転です。(日本ではエアコン嫌いだったけど、そんなレベルではありません)


さてさて。
先週はJICAの総会があり、一週間、SP=サンパウロにいました。
健康診断、予防接種、分野別の話し合い、安全対策会議。
久しぶりの仲間との再会に癒されました。
何に悩んでいたのか忘れました。
また、一期上の先輩ボランティアの方たちともお話ができ、勇気をもらいました。

今回の総会でのイチバンの収穫は。
「太鼓」です!!
3日間、猛特訓でした!!!
前からあこがれていた太鼓。ブラジルに来る前は、『鼓動』の演奏を見て感動したなあ~
思ったより、太鼓をたたくのは難しく。初めはどうなるものかと。
でも、集中して、一曲出来上がったときには、感動の嵐☆☆☆
















みんなで協力して、助け合いながら一つのものを作り上げることの素晴らしさ。
高校生以来のような気がします。
練習しながら、高校時代の吹奏楽部のことを思い出しました。
けんかして、もめて。バカみたいに練習して。
あの時は幼かったな・・・。
懐かしい!!!

ブラジルでも、子ども・大人関係なく、こんな気持ちを味わえるような活動ができたらいいなぁ~って
あらためて思いました。

こんなのって、やっぱり、日本ならでは なのかな。