ぺナポリスの子どもクラス。
ブラジルの学校は夏休み入っている学校もあったりで、最終日は3人しかいませんでした。
寂しいな~って思いましたが、仕方がない。
来ている生徒を大事にしなければ。
気を取り直して。
「十二支の由来」を見ました。
子どもの反応はいいですね!!!
楽しそうに見ていました。
そのうち一人の男の子(17歳)は、今日は授業できないなって思ったのか、帰る準備をして、
「先生、帰ります。」と。
「は~い。」と私。
勉強は自主性だし、この子は一人でもよく頑張るので、いいかなって思い、「は~い。」の返事。
あとで、ふり返って気付いたのが。
この子、帰るときに、「帰ります」って言った!!!
今までの彼なら、「先生・・・」と、・・・はジェスチャーだった。
お~、成長しているじゃないか!!!
この子の家庭では、おばあちゃんが日本語を話すため、リスニング力はものすごくあります。
私の言いたいことを、みんなに伝えてくれます。
ただ、なかなか、文字と結びつかない。
また、日本語を話すと、助詞が抜ける。
どうしたらいいかなって、思っていたけど。
ちゃんと身についているではないか!!!
しかも「ます形」。
(あくまでも「ます形」にこだわる私)
小さな喜びかもしれないけれど、大きな感動でした。
そして、もう一人。女の子(12歳)。
この子は、これまでかなり日本語を勉強していましたが、
書くことばっかりで話すことはほとんどできませんでした。
おまけに、恥ずかしがりやなので、消えるような小さな声。
人も少ないので、これまでの習った表現を使って、会話をしました。
ちゃんと答えられます。きれいな日本語で。
しりとりをしてみました。
これが、続くんですね!!!語彙力もあります。
人見知りなところはどうにもなりませんが、日本語を通して、自信をつけてくれたらって思います。
心が温まるぺナポリスでした。
上達しているのがわかる、
返信削除成長しているのがわかるって
ほんと~にうれしいものだよね。
読んでてこっちもうれしくなりました。
Fatima
返信削除ありがとう☆
これが、教師の醍醐味なのに、目の前のことに追われてついつい忘れていた…。
心をひろ~くしないとね!!!