前々から、お昼の生徒達(高校生)が料理をしたいと言っていたので、手巻きと天ぷらに挑戦してみました。(10人くらい来るはずが、集まったのは5人。このあたりがブラジル。以前はがっくりしていましたが、もう何にも感じなくなりました。いい意味でブラジル化してる私です。)
材料を切っています。
料理をすると、本物(野菜や調理器具)を見ながら、言葉を勉強できるからいいです。
天ぷらを揚げています。暑い中、頑張ってます。
卵焼きを作っています。生まれて初めて作る生徒も。
出来上がり!
ブラジルでは、日本の「かき揚げ」のことを「天ぷら」って言います。
瞑目合唱をして、みんなでおいしく食べました。
手巻きは、ツナマヨ、卵焼き、きゅうり、にんじんのすりおろしを悪戦苦闘しながら、のりに巻いて、食べていました。
ちなみに、「ツナマヨ」って言葉に、生徒は喜んでいました。
普段の授業では、授業をするのが精一杯で、面白い日常言葉に触れることがないので、いい機会になった気がします。
で、料理をして思ったのは。
日本の教育って、学校で全てのことを教えるのですごいし、きめ細かいな。
ブラジルの学校には、家庭・技術、体育、美術、音楽などの技能教科はありません。
ある学校もありますが、日本ほど充実していない気がします。
つまり、包丁の使い方とか、野菜の切り方とか、その他、生活に必要なことは学校では教えません。家庭で、又はその子が生きていく上で必要なときに学ぶことになります。
そう考えると、日本の学校教育は全てのことを教えるのですごいなって思います。
ただ、別の角度からみると、学校にまかせっきりって言えるときもあります。
本来なら家庭で教えるべきことも学校まかせになったり。
日本とブラジル。
どちらにもいい所があります。どちらにも素晴らしいものがあります。
ただ言えることは、家庭と学校がお互い協力して、どちらかに偏らず、まかせっきりとならず、バランスよくあることが大事だなって、あらためて思いました。
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