2010年10月25日月曜日

自分をほめましょう!!!

任地に来て、3ヶ月が経ちました。
この3ヶ月。今まで生きてきた中で、何年分以上もの経験をして、いろんなことを考えた気がします。
3ヶ月だけど、気分は1年以上いる感じ。

突っ走ってきた3ヶ月。
3ヶ月経って、一息つくと。
自分の活動や学校・任地の様子が客観的に見れるようになった気がします。
同期の仲間のブログや日記を見ても、同じような考えでいるようです。

そして。
ちょっと疲れもたまってきたかな・・・。

ということで。今日から夏休みまで(12月上旬かな?)の目標は。
『自分をほめましょう!!!』

誰も知らない環境の中で、人との付き合い方・関わり方を考えて、行動したり。
日本語教育について、移住の歴史、ブラジルに生きる人々の生き方について深く考えたり。

自分、よく頑張っていると思います(笑)

叱咤激励も大事ですが、やっぱり、ほめて、ほめられて伸びるタイプ。

自分を大事にしましょう☆

2010年10月22日金曜日

アニメ&ドラマは大人気

今日のグァララペスの昼の授業では、アニメ&ドラマの話で大盛り上がり。
「金曜日だし、まっ、おしゃべりで終わってもいいか!!そんなに、焦って授業してもね・・・」と思い、(私もお疲れモードだったので)おしゃべりタイム♪
(って、私の授業、いつもそんな感じな気がするけど(笑))

ワンピース、犬夜叉、ポケモン、クレヨンしんちゃんなどなど。
ある男の子(16歳)はワンピースが大好きらしく。。。
「先生どこまで見ましたか?先生が見たストーリーを話して」
「え、覚えてないよ。忘れました。」
それで、話は終わるのかと思ったら、ストーリーを一生懸命話す少年。
日本語、英語、ポルトガル語で。
そして、少年の熱意により、私も自分がどこまで見たか思い出しました。

今度は、ドラマの話。
花より男子、一リットルの涙、花ざかりの君たち、などなど。
女の子はやっぱり、花男(はなだん)の松潤、小栗旬君が大大好き~「かっこいい☆☆☆」
で、先ほどの少年は。
花ざかりの君たちの生田とう馬をかっこいいと思い、髪の毛をオレンジにしたそうな。
確かに、キレイな髪してるな~って思ったけど。

やっぱり、思春期ぐらいの子どもたちと話すのは楽しい(難しさもあるけれど)。
この生徒たちと話すときの口癖は。
子どもじゃない!!」です。
うん。そうなんだよね。子どもでも大人でもない年頃で。自分のアイデンティティーについていろいろ考えるのよね。(特にブラジルにいると何倍も考えちゃうかな)
国は違っても、誰もが通る道だな~

(日本の中学校で教師をしていたときもそうだったけど)
授業をして、できるようになるのが一番大切かもしれないけれど。
それよりも、こうやっていろんな話をする中で、自分自身と向き合うのが、もっともっと大切な気がします。
本音を言えば、勉強は一人でもできます。その気になれば、誰だって頑張れます。ようは、タイミング。
けれども。
人は一生、人との関わりの中で生きていきます。人との関わりの中で、いろんな感情を経験し、自分自身と向き合い、自分の生き方を選び、生きていきます。
それには、年齢なんて関係ありません。

子どもたちと向き合うと、子どもたちの純粋で、キラキラとした「心」に触れることができます。私自身の欲のある感情にストップがかかる気がします。

JICAボランティアとして、いろんなことをしないといけないかもしれないけれど、今はこの子たちに出逢えたことで充分な気がします。
出逢いに感謝です。

2010年10月19日火曜日

夜の授業~グァララペス~

グァララペスの夜の授業が3回目過ぎました。
どうやって、授業をすればいいか、かなり悩んでいましたが。
なんてことはない!!!
「みんなの日本語」どおりに進めています。
みんな、すっごく、すっごく熱心☆☆☆
優秀な生徒たちです。(って、私の父・母の年齢くらいですけど)
冗談もあり。分からないところは、分かる人が説明して。
今日は、11名の方がいらっしゃいました。子どもより生徒多いよ~。

大人にとって。
日本語を学ぶ、話せるようになることも大切だけど。
みんなで、語り合いながら、助け合いながら。そういう場所が必要なんだと感じます。
ブラジルにいると、彼らは日本人です。
けれども、ブラジルから一歩外に出れば、ブラジル人です。
日常生活から日本語が消えつつあり、日本人(日系人)として、何かを感じ、どうにかしたいという思いがあるのでしょう。
ある人が言っていました。
「大人の方が、日本語の授業が必要だよ。」って。
授業を通して、また、毎日生活する中で、それをヒシヒシと感じます。

これだけの人が集まるのは。
月に一度ある日本人会の会議を通して、募集のチラシを配布したことも大きいでしょう。(カウンターパートがしていました)
もちろん、毎週あるカラオケの練習に参加する方がほとんどですが。

大人の方たちの熱心ぶりは。
当初、会話がしたいということで、平仮名の読み方などはしませんでした。
(って、それじゃ、日本語の授業にならないよ。なんて思ってましたが。)

ただ、毎回配布するプリントは平仮名・カタカナ・漢字を使います。
やっぱり、読めるようになりたいのでしょう。
「平仮名表をちょうだい!!」

生徒あっての先生です。
いい人たちに出逢えたと、心温まる、一週間のいいスタートが切れました☆

2010年10月17日日曜日

夏時間

ブラジルのサンパウロ州より南の地域は(多分)
今日から、夏時間(サマータイム)です。
1時間早くなります。
電気代を少しでも節約するためらしいです。

なんだか、変な感じがします。

ブラジルは、同じ国の中でも、時差があります。

時間の感覚がいまいち、つかめません。

2010年10月15日金曜日

先生の日


10月15日(金)は先生の日です。
ブラジルの学校は、学校によっては、お休みのところもあります。

朝、管理人さんに呼ばれて外に出ると。
お花を持った方がいらっしゃいます。
頭の中は「??」。
どうやら、花屋さんが配達に来たらしい・・・
誰からか尋ねると。お昼にいらっしゃる大人の生徒さんの名前が。

「あ、今日は先生の日。生徒さんからなんだ!」
とっても嬉しかったです。
そんなに、たいした授業をしてるわけではないのに。












頑張ろう!!とパワーをもらいました☆☆




2010年10月8日金曜日

子どもの日

10月12日は子どもの日で祝日です。
ということで、子どもの日のイベントを少ししました。

日本から持ってきたこいのぼりの写真を見せたり。
広告(日本でよく、子どもの日の前になると、こいのぼりやかぶとの広告が入ります。たまたま、持って来てたので)を見せたり。
そして、折り紙でこいのぼりの袋を作りました。(同期のAngélicaの案。Angélicaありがとう☆)
最後は、日本から持って来たキャンディーをプレゼントして終わり。

金曜日で、子どもたちも疲れていたので、いい感じでした♪

そして。
カメラを持ってたのに、いつものように、写真を撮るのを忘れました(笑)

2010年10月6日水曜日

小さなことこそ。

ぺナポリスの出張から帰ってきました。
今週泊まった方の家族は、父(日系2世)、母(ブラジル人)、娘2人、息子1人です。
今回は、娘さんが2人とも帰ってきていました。
ポル語の会話になるので、とてもいい勉強になります。

お父さんは、日本語の中で育ったので日本語が分かります。けれども、ずっと使っていないので忘れているのと、自信がないようです。週2回授業を受けています。
少しずつ、日本語を思い出したのでしょう。
家庭でも、日本語を使うようになりました。
奥さん、娘さんも一生懸命、日本語で答えたり、私に話しかけたり。

「それでいいんだ!!」って思いました。
大人の方たちが会話がしたいと言っているのは、彼らの背中を押してあげればいいのかな。
確かに、日常生活で日本語を使う機会は少なくなり、家庭でもほとんど使われません。
けれども。
家庭で、親から子へ伝わっていく。親が伝えていく。親の背中を見て育つ子どもたち・・・
そのための、背中をおせばいいんだ!!

少し元気が出た出張でした。

2010年10月4日月曜日

グァララペスの生徒たち②

ブラジルの子どもたちは忙しいです。学校は午前・午後の2部制です。
日本語学校に来る子どもたちは、7時10分~12時半までブラジルの学校に行きます。
家に帰り、昼ごはんを食べて、13時半から日本語学校です。
その後、子どもによっては英語に行ったり・・・です。

みんな過酷なスケジュールをよくこなしています。

授業を初めて、2ヶ月が過ぎました。
子どもたち、大変だけど、13時半ごろ、日本語学校に来るようになりました。
すごく嬉しいです☆

この2ヶ月、「魅力ある教室って?」と自分に問いながら、やってきました。
子どもたちは子どもたちなりに、大変だけど、何かを感じ、努力し、行動に移してくれています

悩みの渦の中にいる時は、苦しいけれど。
少しずつ、前に進めているのかなって思います。

同期の仲間、日本の友だち、家族、たくさんの人たちのパワーをもらいながら、私はここで活動できています。
これからも、ゆっくりでいいです。
子どもたちと共に、前に進んで行きたいと思います。

2010年10月1日金曜日

夜のクラススタート~グァララペス~

今日からグァララペスで夜のクラスがスタートしました。
メンバーは私が毎週月曜日に参加しているカラオケのメンバー。

日本で3年、10年以上働いて、私の通訳をするような人もいれば、日本語があまり分からない人も。
分からないといっても、「行く」とか「何してる?」とか、少しは日本語が分かります。

そんな方たちに、日本語を教えるのは、私には至難の業。
なぜって?
「みんなの日本語」どおりに授業をしていいのか・・・たぶん、無理。

少し日本語を知ってらっしゃるので、やっぱりそれを活かしたい

みんな50代以上の方たち。
学ぼう!!って意欲がすごい
その気持ちを大切にしたい。

う~ん。。。
今日は、あいさつ、数字、自己紹介・・・で終わったけど。
次回からどうする??

会話をするにも、語彙やある程度の文型が必要だし。
あまり文型を入れすぎると、嫌になるだろうし。

子どもやゼロからスタートする人よりも、難しい。
お金も頂いているので、「勉強に来てよかった」と思えるようにしたいし。

グァララペスに来て、みんなに、本当に温かく、よくしてもらってるので、恩返しがしたい。
私にできること・・・。
日本語。

悩みの種。
今回は、楽しく終わったけど。次回からどうしようかな~。。。

いいアイディアがあったら教えてください。(笑)